<インタビュー>「中国の経済は強大…周辺国を“封臣”にする」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.26 08:49
「中国は周辺国を経済的な封臣(vassal)のように中国に依存させる」。チャタムハウスのロビン・ニブレット所長の診断だ。「中国が望むためというより、中国の経済的な大きさと比重のため」と語った。しかしニブレット氏は中国が米国のようなグローバルスーパーパワーにはならないという見方を示した。先月24日に英ロンドンで朴振(パク・ジン)元国会外交通商統一委員長(韓国外大国際関係大学院客員教授)と行った対談でだ。オックスフォード大出身のニブレット氏は2007年からチャタムハウス所長を務めている。直前は米戦略国際問題研究所(CSIS)副所長だった。
--パクス・アメリカーナは予想より長く続くと思うか。
「今日の世界をみると、パクス・アメリカーナという言葉自体が粗雑に感じられる。しかし米国の軍事力が東アジアでは抑制的な効果を発揮するだろう。中国がアジア太平洋の安保秩序で米国と同等になっていくとみられる。米国を退けようとはしないだろうが、米国の自由にはさせないだろう」