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【コラム】同盟と国益…米中の間で選択迫られる韓国

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.03.22 12:39
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米国が主導する高高度ミサイル防衛(THAAD)システムと中国が推進するアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加と関連した議論が広がっている。米国と中国の間で韓国が選択を強要される様相に映っている。旧韓末に列強の間で右往左往した姿をまた見るようだ。

これだけではない。5月に予定されたロシア戦勝70周年行事に朴槿恵(パク・クネ)大統領が出席するかどうかも韓国政府を困らせている。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記はすでに出席を決めた。だが韓国政府は朴大統領の出席に関しては口を閉ざしている。米国の顔色をうかがっているというのが定説だ。現在ではオバマ米大統領のモスクワ行きは不可能なものとみられる。行事前までにウクライナ問題の解決は困難とみられるためだ。

 
最近展開されている一連の状況は、同盟と国益の間での選択の問題とも見ることができる。だが、韓国の恣意的選択が強調されるよりはジレンマに陥ったという方がさらに説得力のある解釈のようだ。

別の事例を見てみよう。イスラエルのケースだ。ネタニヤフ首相は3日に米議会で演説した。イランとの核交渉をめぐるオバマ政権の柔軟な政策を正面から批判する内容だった。事実、米国とイスラエルは韓米以上の同盟国だ。それでもネタニヤフ首相の非難ははばかることがなかった。

それならばネタニヤフ首相は国益のために同盟を傷つけたのだろうか。「No」という返事が多いだろう。ネタニヤフ首相はイスラエルが米国の中東政策の核心軸だということをよくわかっている。彼は米国が決してイスラエルを放棄することはできず、また両国同盟も壊れることはないだろうという点を正確に把握している。

6日にソウルで開かれた韓ロ修交25周年カンファレンスに出席したアレクサンドル・チモニン駐韓ロシア大使の発言も注目すべきだ。韓半島統一と急変事態への懸念に対する韓国の学者の発表と関連しチモニン大使の語調は断固としていた。「北朝鮮は主権国家だ。いかなる国も主権を持つ他の国との統一にむやみに言及しない」。

駐在国が設けた学術行事に出席した外交官としては異例の発言だ。これは最近北朝鮮とさらに親密になっているロシアの韓半島認識を端的に示す。ロシアがますます遠ざかっている感じだ。

最近会ったロシアを専攻するソウルのある大学教授は、「朴大統領がロシアを訪問し金正恩に会えば韓国のレバレッジがさらに拡大できる」と予想したりもした。

同盟の共同利益と個別の国の利益は一致しないケースはありふれている。柔弱な姿はさらに韓国の立地を狭めるだろう。韓国が米国主導のTHAADに編入されれば中国が貿易報復をするだろうか。中国が設立を推進する銀行に参加すれば米国の韓半島政策が変わるだろうか。韓国政府はネタニヤフ首相の事例をもう少し研究する必要があるようだ。

チェ・イクジェ国際部門記者(中央SUNDAY第419号)

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