「THAAD論争、一気に波紋広がる…選択肢を幅広く持つべき」=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.19 14:33
◆中国の反対、誤解か牽制か
--昨年7月に習近平国家主席が反対した後、中国の懸念がさらに強まっている。
パク院長=中国は自国の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を米国が迎撃するために韓国にTHAADを配備するとみている。米中間の戦略的競争と認識しているため、在韓米軍のTHAAD配備に反対している。習主席が何か間違って報告を受け、話を取り出すため、下がやむを得ずその方向へ向かうようだ。しかし誤った考えだ。中国でICBMを発射すれば2500キロの高度で飛ぶ。THAAD最大射程距離が150キロであるため、韓国では迎撃が難しい。また、米国に飛んで行く最短距離はロシアとアラスカを経由するコースであり、在韓米軍のTHAAD配備はこれとは関係がない。