米国「THAADの韓国配備、中国の関与事案でない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.18 15:09
米国が推進する「高高度ミサイル防衛体系(THAAD)」の韓半島(朝鮮半島)配備問題をめぐり、米国と中国の葛藤を深めている。ラッセル米国務次官補は17日、中国がTHAADを憂慮していることに関し、「まだ配備もされていない理論的な問題である安保システムについて、第3国が強い立場を表すのはおかしなことだ(curious)」と述べた。中国を正面から批判したのだ。
こうした発言はこの日、ソウル世宗路外交部庁舎で李京秀(イ・ギョンス)外交部次官補、趙太庸(チョ・テヨン)第1次官と面談した後、記者の質問に答えながら出てきた。前日、中国の劉建超外務次官補は韓中次官補協議の後、「THAADに対する中国の関心と憂慮を考慮してほしい」とし、THAAD配備に反対する考えを表した。ラッセル次官補は「中国側の昨日の発言でそのイシュー(THAAD問題)は公共の領域(public domain)になった」と不満を表した。