米プロ野球ＬＡドジャースの柳賢振（リュ・ヒョンジン、２８）が６日ぶりにブルペン投球をした。背中の痛みも消えた。

柳賢振は３日（日本時間）、ドジャースのスプリングキャンプが行われている米アリゾナでブルペン投球をした。雨が降ったため、ほとんどの選手は室内練習だけをしたが、柳賢振はマウンドで投球した。ハニーカット投手コーチが見守る中、捕手オースティン・バンズ（２６）とパートナーを組んで３２球を投げた。

柳賢振は先月２５日の２度目のブルペン投球で背中の痛みを訴えた。２日間休んでＭＲＩ（磁気共鳴画像装置）検査を受けたが、特に異常はなかった。治療と軽いランニングなどを併行してコンディションを維持し、先月２８日からキャッチボールをまた始めた。そして６日後にはブルペン投球までし、完ぺきな状態であることを知らせた。

柳賢振はブルペン投球を終えた後、「腕や背中にいかなる問題もない。全般的にいい感じだ。自分のすべての球質を投げてみた」と話した。柳賢振はブルペン投球をもう一度した後、打者や走者を置いてライブピッチングする予定だ。

オープン戦の最初の登板はやや先延ばしになる可能性が高い。ドジャースは５日、シカゴ・ホワイトソックスと最初のオープン戦を行う。今年ドジャースに合流したベテラン左腕エリック・ペダード（３６）が先発する。６日のホワイトソックスとの第２戦にはエースのクレイトン・カーショー（２７）が登板する。カーショーは来月７日に行われるサンディエゴとの開幕戦でも先発する。２０１１年から５年連続で開幕投手だ。カーショーが登板した開幕戦でドジャースは４勝無敗、１００％の勝率を記録している。