放射線の汚染土ぎっしり…福島住民ら「帰郷できない」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.04 09:22
3aの事務所で会った郡山の親たちは子供の健康に対する不安を訴えた。
「2012年夏に子供2人を連れて甲状腺がん超音波検査をしたとき『私たちはよく分からない』といって最初から住民らの質問を遮断しました。それを見て、あ、これは『異常ありません。異常があっても福島原発事故とは関連ありません』を大前提とした検査だという気がして、それ以後は最初から行っていません」(37歳女性)。
「子どもたちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク」の山田真医師は「これまで出てきた数字(福島18歳以下37万人中86人確診、23人に疑い)だけを見ても、原発事故の影響が明らかにあらわれている」としながら「率直に言ってがんよりも血液の病気が先にあらわれるのに、政府は何の理由なのか血液検査をしようとしない」と指摘した。