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<サッカー>李東国が抜けた全北現代、「柏ジンクス」破れず

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.25 09:38
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昨季のKリーグクラシック優勝チームである全北現代がアジアチャンピオンズリーグ1次リーグ初戦を得点なく引き分けた。

全北は24日、全州ワールドカップ(W杯)競技場で行われた2015アジアサッカー連盟(AFC)チャンピオンズリーグ1次リーグE組第1戦で、日本Jリーグの柏レイソルと0-0で引き分けた。柏を相手に過去4戦全敗の全北は、今回も無勝ジンクスを破れなかった。

 
全北は今季を控え、戦力を大幅に補強した。主力MFの金南一(キム・ナムイル、37)がJリーグ2部の京都サンガに移籍し、李承ギ(イ・スンギ、27)、辛炯ミン(シン・ヒョンミン、29)が軍に入隊したが、趙星桓(チョ・ソンファン、33)、金亨鎰(キム・ヒョンイル、31)、李浩(イ・ホ、31)ら30代のベテラン選手が加わり、戦力が高まったという評価を受けた。

特に2009年から4シーズン半にわたり全北でプレーしているゴールゲッターのエニーニョ(34)と、2007年から水原サムスンでプレーしてきたエドゥ(34)を迎え、レオナルド(29)とブラジル出身の三角編隊を形成した。

全北は12日、プロサッカー連盟がKリーグクラシック12チームの監督と代表選手1人ずつの計24人を対象に実施した今季の優勝候補アンケート調査で19票を得て1位になった。

全北は前半から試合の主導権を握った。前半序盤に李宰誠(イ・ジェソン、23)と趙星桓(チョ・ソンファン)が相次いでゴールネットを揺らしたが、オフサイド判定を受けた。前半26分、李宰誠が放った強力な右足シュートはバーに弾かれた。2年ぶりに全州ホームファンの前に立ったエニーニョの鋭いキックも相変わらずだった。前半41分にエニーニョが上げた鋭いクロスを韓教元(ハン・ギョウォン、25)が頭で合わせたが、柏のGK鈴木大輔の好セーブに阻まれた。

チェ・ガンヒ監督は後半11分、チョン・フンに代えてレオナルドを投入し、ブラジル出身選手をすべて起用する総力戦を見せた。しかし柏の密集守備を崩すことはできなかった。軽い太もものけがのために欠場したストライカー李東国(イ・ドングク、36)の空白が大きく感じられた。柏のDF金昌洙(キム・チャンス、30)はフル出場し、全北の猛攻を無失点に防いだ。

全北は2012年に1次リーグで、2013年には16強戦で柏と対戦し、4連敗中だったが、雪辱はならなかった。全北は来月3日、アウェーで柏と対戦する。

全北のチェ・ガンヒ監督は「必ず勝たなければいけない試合で引き分けた。ホームで0-0の引き分けは敗戦と変わらない」と惜しんだ。また「選手たちは今日の試合を待っていた。序盤に得点すれば全く違う状況になる可能性があった。負担を抱かずに楽しむよう話したが、意欲が先立ってオフサイドが多くあり、リズムが崩れた」と評価した。

アジアチャンピオンズリーグは2002年に、アジアクラブ選手権とアジアカップウィナーズカップが統合して生まれた。32チームが出場した今大会の優勝チームには、150万ドルの賞金とともに国際サッカー連盟(FIFA)クラブワールドカップにアジア代表として出場できる資格が与えられる。24日に始まった1次リーグは5月6日まで1チームあたり8試合ずつ行い、決勝戦は11月7日と21日にホームアンドアウエー方式で行われる。

Kリーグでは2006年の全北をはじめ、浦項(2009年)、城南(2010年)、蔚山(2012年)が優勝カップを手にしている。昨年はオーストラリアのウェスタン・シドニーが優勝した。

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