韓国科学技術研究院、月探査ローバー試作品を公開(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.17 15:46
ローバーの重さも変数になった。韓国型ロケットで打ち上げ予定の月着陸船の総重量は約200キロ。この着陸船に搭載されるローバーの重さはその10%の20キロがマジノ線だ。ロケットの推進力をさらに強めない限り避けられない条件となる。
研究チームは搭載体(約7キロ予定)を除いた本体の重さを10キロ台序盤に維持し、月で故障なく動けるようローバーの構造をできる限り単純化した。駆動システム(モーター+制御器)を一つにして本体の中に入れた。車輪は「脚」を省略し、本体に直接取り付けた。このような構造は「玉兎」や「キュリオシティ」の方式に比べて接地力は落ちるが、故障の危険を減らすにははるかに有利だ。