月収430万ウォンに消費255万ウォン…冷え込む韓国の消費
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.14 11:40
30代の会社員のイム・チョルインさん(ソウル市松坡区)は昨年、日本を2回も家族旅行をした。イムさんは「円安のため最もよい時期だと思って日本旅行をした」と話した。昨年、全国2人以上の世帯が国内外の旅行費として使った費用は月平均3万600ウォン(約3200円)と、前年比で15.2%増えた。
40代の会社員チェさんは昨年9月、たばこが今年から2000ウォン値上がりするという話を聞いて禁煙を決心した。現在のところ禁煙に成功している。昨年、国内の1世帯が月にたばこを購入するのに使った費用は1万6600ウォン(約1800円)で、2003年に比べ0.4%減少した。たばこ値上げ発表などで禁煙ムードが広まったためと分析される。
しかし昨年、ビールやワインを飲むために使った費用は月間1万1300ウォンと、前年比で4.6%増えた。昨年は家計の通信費支出が統計作成以降、初めて減少した。2013年に月平均15万2800ウォンだった通信費は昨年15万400ウォンに減った。端末機流通構造改善法などの影響で端末の買い換え需要が減り、加入費の引き下げ・廃止が影響した。