安全性めぐる議論にため息つく第2ロッテワールド(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.11 13:12
土曜日だった7日、鄭ホン原(チョン・ホンウォン)首相が非公開で立ち寄ったところがある。ソウル・松坡区(ソンパグ)の第2ロッテワールド工事現場だ。首相が予定外のスケジュールを作って訪れるほどいま安全性をめぐる議論が熱く起きている所だ。
鄭首相が訪れた直後の午後0時30分。車を運転して第2ロッテワールド駐車場に入った。駐車場は事前予約制だ。料金は10分で1000ウォン(約109円)。それも3時間が過ぎると10分1500ウォンに跳ね上がる。建設当時に周辺地域の交通渋滞を懸念してソウル市とロッテが合意した内容だが、市民の間では不満が多い。
予想通り駐車場は閑散としていた。地下2階なのにどこでも気兼ねなく駐車できるほどだった。合計2756台が収容できる駐車スペースに1日平均530台だけが駐車する。80%は空いている計算だ。高くて不便な駐車場を避け裏通りに駐車する人が多く、各マンションには「ここに駐車しないでください」という垂れ幕が掲げられるほどだ。