주요 기사 바로가기

【噴水台】笑わせる検閲が恐ろしい=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.16 15:30
0
中国でこの頃、トップ女優の范冰冰(ファン・ビンビン)の「大きな顔」が議論になった。報道を通じて伝えられた事情はこうだ。范冰冰が主演した『武媚娘伝記』という史劇ドラマが昨年末にテレビで放送され始めた。中国で唯一の女帝「武則天(武媚娘)」の一代記を扱ったシリーズだ。好評のうちに放映されたこのドラマはしかし1週間余りで突然中止になった。「技術的問題のため」と発表されたが、検閲のせいだという疑惑が提起された。胸の谷間が深々と見える女性出演者の衣装が破格的だったためだ。5日後に再開された放送はさらに議論を呼んだ。女性出演者の上半身が画面から消え、顔だけがクローズアップされ続けた。胸の谷間があらわれないよう画面を最初からカットしたのは歴然だった。

その後の便りは伝えられていない。編集したのが放送局なのか検閲官なのかも明らかにならなかった。だがサイバー世間ではすでに検閲を犯人だと目星をつけている雰囲気だ。実際、中国は検閲が日常化された社会主義国家ではないのか。政府にとって不利だとかデリケートな事件が起きればインターネットの検索語自体を遮断してしまう。違う場所で『表現の自由』を叫ぶフェイスブックのような企業も中国では尻尾をおろす。テレビ番組の1つ触ることぐらいはご愛嬌だったはずだ。

 
愉快なことではないが、それでも他国の話だ。「中国だから」と軽く流そうと思った。ところが突然、頭の中で赤信号がともる。これよりも、さらにあきれて笑わせるような検閲を韓国内のテレビで目撃した記憶がよみがえったからだ。この前あるケーブルチャンネルでBBCドキュメンタリーを観た。建築の歴史、その中でルネサンス時代を扱う場面で危うく飲んでいだコーヒーを噴き出すところだった。画面いっぱいに登場した傑作彫刻品の隠部が全てモザイク処理されていたためだ。ミケランジェロの「天地創造(The Creation of Adam)」を見せながら、主人公アダムの体の一部をカットして送った番組もあった。暴言が出てくるセリフを黙音処理することも最近はどんどん多くなった。時には韓国語でも聞き取るのが難しいほどだ。

もちろん放送番組には審議基準というものはある。不快感を与えたり不健全な画面やセリフが蔓延したりすれば困る。それでも脈絡や常識を問い詰めなければならない。曖昧な時はできるだけ肯定的に判断しなければならない。それでこそ想像の範囲が拡張されて創造経済が可能になる。「過猶不及(過ぎたるは及ばざるがごとし)」という言葉もあるではないか。ダヴィデ像やラオコーン像にモザイクをかける国で文化隆盛を望むことはできない。どうか画面の外ではこうしたことが起こらないよう願うだけだ。

ナ・ヒョンチョル経済部門次長

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP