危機の韓国造船企業…労使紛争、日中攻勢(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.12 11:29
韓国の造船業況が最悪の状況に向かっている中で、現代(ヒョンデ)重工業に続きサムスン重工業の労働者たちまでが賃金引き上げを要求しながら韓国内の造船業界が四面楚歌に陥っている。
9日、ソウル瑞草洞(ソチョドン)のサムスン本館前では巨済(コジェ)造船所に勤めるサムスン重工業の労働者協議会執行部と代議員90人余りが拡声器を持って3時間にわたり上京闘争を行った。集会を主導した労働者協議会のビョン・ソンジュン委員長は「交渉が妥結しなければストライキに出るしかない」として「今日はバス3台だけで上京してきたが、300台になり、500台にもなりうる」と迫った。彼らは実績と関係なく生産性目標インセンティブ(TAI)を、最大値である基本給の100%ずつ上・下半期に支給することと、成果インセンティブ(OPI)の追加支給を要求している。