造船・電子は韓国、自動車・機械は日本…輸出競争力
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.11 10:45
現代重工業は10日、意味のある行事を開いた。完成した1万TEU(1TEUは20フィートコンテナ1個)級以上の超大型コンテナ船5隻に同時に名前を付ける命名式だ。船主ギリシャ・エネセル社は5隻の船を「アルテミシオ岬(Cap San Artemissio)」などギリシャ地名にちなんで名付けた。
この日の行事は造船業が長い不況のトンネルから徐々に抜け出していることを意味する象徴的な事件と解釈されている。国際海運・造船市況分析機関「クラークソンリサーチ」によると、今年1、2月の韓国造船会社は世界受注シェア42.3%を占め、久しぶりに1位となった。造船業は韓国が主要輸出競争国の日本と比較し、輸出競争力でリードしている代表的な業種。2003年に韓国が世界1位となって以来、両国の格差は広がってきた。しかし自動車など一部の主要業種は依然として日本が韓国を大きく上回り、差もそれほど狭まっていないことが調査で分かった。