スマートウォッチでエンジン始動、現代自動車が最新技術を公開
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.06 13:24
現代自動車が世界最大の家電見本市「CES2015」で、スマートウォッチだけで自動車を作動させる最先端スマートカー技術を公開する。鄭義宣(チョン・ウィソン)現代自動車副会長も6日にラスベガス入りし、2011年以来4年ぶりにCESに参加することにした。鄭副会長はCES会場でマイクロソフト、インテル、エヌビディアなどグローバル情報通信技術企業の役員らと相次いで会う予定だ。
CESで現代自動車が最初に公開する技術は車両制御システム「ブルーリンク」のスマートウォッチアプリケーションだ。LGのGウォッチ、MotoXのようなグーグルのウェアラブル機器用基本ソフト(OS)「アンドロイドウェア」を搭載したスマートウォッチなら何の制約もなく使うことができる。スマートウォッチだけで車のドアを閉め、遠隔でエンジンをかけられ、エアコンとヒーターも作動できるので時計だけで車内温度を調節できる。
現代自動車はCESに1530平方メートル規模で別途のブースを用意した。ここではアップルの車両用OSである「カープレイ」だけでなく、グーグルの「アンドロイドオート」にも対応する自動車インフォテインメントプラットフォームを公開する。自動車インフォテインメントシステムはインターネット技術を利用して電話通話、ショートメッセージ送受信、地図検索、音楽鑑賞だけでなく、音声認識サービスまで運転中に使えるようにするサービスだ。アップルとグーグルのソフトウェアの両方に対応するプラットフォームを開発したのは現代自が初めてだ。