米シンクタンク会長「日本、自己反省するのが利益」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.24 07:52
--オバマ政権のアジア重視政策基調を評価してほしい。
「支持する。アジア・太平洋は21世紀、最も比重が大きい地域だ。問題はその政策を積極的に実践しなかったということだ。次の政権でもこの政策基調は続かなければいけない」
--韓半島(朝鮮版図)の統一に対する見通しは。
「今回の訪韓で朴槿恵(パク・クネ)大統領の演説を聞いてみると、統一に対する強い意志が感じられた。統一費用は高いが、管理可能だということはドイツが立証した。統一費用も高いが、分断費用も高いという点を見逃してはいけない」
--リパート駐韓米国大使とも親しいが。
「職業外交官だが大統領とは親しくなかったり、大統領と親しいが懸案には精通していない2つの部類が大使にある。リパート大使は大統領と親しく懸案にも精通しているという点で立派な大使だと信じている」
--昨年、著書『外交政策は国内で始まる(Foreign Policy Begins at Home)』を通じて、国内の問題が整理されてこそ外交政策がうまくいくと主張した。1月には共和党が掌握した上・下院の会期が始まるが、米国の外交にはどんな影響があるだろうか。
「内に憂患がなくてこそ外に目を向けることができるのは確かだ。しかし国内問題だけに縛られていられないのが米国の外交だ。10分プレーして休憩が与えられるバスケットとは違い、ずっと走らなければいけない。オバマ大統領と少数与党の議会がどのように関係を設定するのかに注目している。米国の政治システムがどのように作用するかがカギだ」
米シンクタンク会長「日本、自己붔省するのが利益」(1)