韓国大企業半数以上「来年は緊縮経営で臨む」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.22 10:19
韓国大企業の半数以上が来年は緊縮経営で臨む。また、企業10社のうち7社は景気状況を長期型不況とみてコスト削減や組織改編、人材調整を行う計画であることが調査された。
韓国経営者総協会(以下、経総)は、このような内容をまとめた「2015年最高経営責任者経済展望調査結果」を21日、出した。228社を対象に調査した今回のアンケート調査で、職員300人以上の大企業51.4%が来年の経営方針として緊縮経営を選んだ。昨年の調査結果に比べ11.8%ポイント増えた数値だ。現状維持は34.3%、拡大経営をするという企業は14.3%だった。
緊縮経営を選んだ大企業は細部の実行計画として、▼全社的なコスト削減(46.9%)▼人材部門の合理化(21.9%)▼新規投資の縮小(12.5%)▼資産売却(9.4%)--などを挙げた。人材部門の合理化案では、36.4%が組織改編を、27.3%は名誉退職(希望退職)を挙げた。