「イスラムを憎んではいけない」成熟した豪州市民
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.17 14:08
豪州市民は、イラン難民出身のムスリムが犯した都心の人質事件で衝撃を受けたが、成熟した市民意識まで失ってはいない。国全体がムスリムテロに対する警戒モードに入ったが、今回のことがややもするとイスラムに対する憎しみにつながってはいけないという願いの発露だ。
人質事件が発生した15日から、ツイッター・インスタグラムなどのソーシャルネットワークサービス(SNS)では「#あなたと一緒に乗ります」(#illridewithyou)というハッシュタグ(hashtag、特定キーワードを共有するという表示)を付けて「反イスラムに反対する」という内容の文が続いている。16日現在ツイッターでこのハッシュタグがついた文が25万件を超えた。