中国国家主席「テロとの戦い」宣言翌日、新疆で最悪爆弾テロ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.23 09:47
中国新疆ウイグル自治区の首都ウルムチで22日、爆弾テロが発生し、最低31人が死亡して94人が負傷したと新華社通信が報道した。これは昨年3月に習近平が中国国家主席に就任して以降、最悪のテロだ。
特に習主席が21日、上海で開かれたアジア信頼醸成措置会議(CICA)首脳会議で「テロとの戦い」を強調した翌日に起きたため、中国指導部に対する「警告性テロ」と解釈されている。習主席は基調演説で「テロリズム・分離主義・極端主義を絶対に黙認してはいけない」と強調していた。
テロ目撃者によると、22日午前5時50分ごろ(現地時間)、ウルムチ市内の中心である人民公園近くの朝市に車両2台が突っ込み、そのうち1台から爆発物が投げつけられたと話した。商人は10回余りの爆発音があり、炎が数十メートル燃え上がったと伝えた。