【社説】40%以下に落ちた朴大統領の支持率
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.17 08:52
朴槿恵(パク・クネ)大統領の支持率が就任後初めて40%以下に落ちた。世論調査専門機関リアルメーターが昨日発表した朴大統領の支持率は39.7%だった。先週(12月第1週)の支持率46.3%より6.6ポイント下落した数値だ。各種の突発悪材料が出た時も40%台のコンクリート支持率を見せたことを考えると大幅な下落だ。これに先立ち中央日報の調査(10-11日)でも、朴大統領の支持率は42.1%と、1カ月前(11月7-8日)に比べ4.4ポイント落ちたことが分かった。
朴大統領の支持率が下落しているのは、いうまでもなく青瓦台(チョンワデ、大統領府)文書波紋のためだ。イ・テクス・リアルメーター代表は「趙応天(チョ・ウンチョン)前公職紀綱秘書官と劉震竜(ユ・ジンリョン)前文化体育観光部長官が秘線(影の人物)の介入があったという趣旨のインタビューをした時点から、朴大統領の支持率が落ち始め、下落が続いている」と伝えた。執権2年目に発生した権力内部の暗闘に朴大統領を支えてきた人たちまでが失望し、背を向けているというのが、専門家の分析だ。