習近平首席「日本軍、30万人殺戮…山のように明白な証拠ある」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.15 08:12
中国の習近平国家主席が13日、「歴史の犯罪を否認することは、同じ犯罪を繰り返す可能性があるという意味」とし、日本の歴史認識を正面から批判した。習主席はこの日、江蘇省南京で挙行された国家追悼式に出席、「南京大虐殺は反倫理的な犯罪であり、人類の歴史の暗黒の1ページ」とし「これを否認するというのは(人類に対する)背反行為」と警告した。この日は77年前に日本軍が南京で大虐殺を始めた日で、昨年、中国の国家追悼日に公式指定された。習主席が過去の歴史認識に関し、日本政府を改めて強く批判したことで、ふさがった日中関係が容易に解氷ムードを迎えるのは難しいとみられる。
習主席は「日本軍は南京で30万人の同胞を凄惨に殺戮し、婦女子を蹂躪し、都市建築物の3分の1を破壊するという、世の中で最も凄惨な大虐殺を犯した」と当時の状況を具体的に述べた。また「このような歴史は時代が変わっても変わらず、狡猾な言葉で歪曲しても消えない」とし「大虐殺は『山のように明白な証拠(鉄証如山)』がある」と強調した。