【社説】教授のセクハラが消えない理由=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.05 16:57
ソウル大数理科学部の姜錫真(カン・ソクジン)教授がインターンの女子学生と弟子にセクハラをした容疑で、3日に拘束、収監された。当初、姜教授を辞職処理する予定だったソウル大も、人権センターを通じて真相調査をした後、調査の結果に基づき懲戒手続きを踏むと明らかにした。懲戒なく辞表を受けて終わらせようとしたが、非難世論が激しいため、立場を変えたのだ。
高麗大も最近、大学院生セクハラ容疑を受けている工科大学のイ教授の辞表を受け、真相調査を中断すると、学生が反発した。高麗大一般大学院総学生会は4日、声明を出し、「今回の事件は権力関係で発生した性暴力」とし「それでも学校側は懲戒手続きを踏むどころか、辞表を受理し、再就職の機会まで保障した」と主張した。