米国はセクハラだけで解任、韓国は性犯罪確定してから…(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.22 16:04
昨年5月、全羅北道茂朱(チョンラブクド・ムジュ)のある高等学校。22年目の体育教師P氏は学校祭の日に1年の男子生徒2人を官舎前に連れて行って真昼から酒を飲んだ。酒に酔ったP氏は突然2人の男子生徒の性器をつかんで頭やほおを8回殴った。警察は彼に性暴行法違反容疑を適用して検察に起訴意見で送検した。全羅北道教育庁は懲戒委員会を開いてP氏を解任した。
P氏は毎年、性関連の事件を起こす「問題教師」だった。彼は2012年、井邑(チョンウプ)のある高等学校でハンドボール部の女子生徒をセクハラして解任処分を受け、請願審査を通じて停職3カ月に減軽された。その前年には学生に不適切な身体接触をしてけん責処分も受けていた。「けん責→停職→解任」に処罰レベルが高まる間、P氏は学校を転々として色々な生徒らにセクハラをし続けていたのだ。軽い処罰が、事件を育てたわけだ。