「金正恩の存在、金日成主席は知らなかった」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.02 09:09
北朝鮮の金日成(キム・イルソン)主席は孫の金正恩(キム・ジョンウン)の存在を知らなかったという主張が出てきた。
国家安保戦略研究院のヒョン・ソンイル首席研究委員は1日、テーマ発表を通じて、「1994年7月に金日成主席が死去するまで2人は会ったことがない」とし「金正恩第1書記は権力世襲の正統性確保のため、父(金正日)よりも祖父である金日成のイメージと統治方式を積極的に模倣している」と述べた。ヒョン研究委員は「金日成の死去当時、金正恩は満10歳だったたため、一緒に撮った写真や動画があれば、これを偶像化に大々的に活用したはず」とし、このように主張した。金正恩第1書記は1994年から2000年までスイス・ベルンで早期留学したと、情報当局は把握している。