自販機もSOSボックスも赤色…地下鉄火災時に混乱=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.17 13:53
地下鉄の駅内部の施設の床に表示された方向情報も、簡単に探せなかった。消防法によれば20メートル間隔で緑色非常口の表示が設置されなければいけないが、色があせたり、あまり目立っていなかったりした。日本は壁面の下段部分を蛍光色帯でつなげて脱出路を分かりやすく表示している。
チェ教授は「出口表示を1.9~2メートル高さに設置し、人の背に隠れて表示板が見えないケースが多い」として「道の案内表示板は誰にでもよく見えるように、天井の真下に位置を変えて設置すべきだ」と話した。こうした指摘は192人の死亡者を出した2003年大邱(テグ)地下鉄惨事直後に提起されたが、いまだに改善されていない。