18分間で1兆ウォン分を販売…中国アリババの怪力(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.12 17:26
一日の売り上げ10兆ウォン(約1兆円)に近い地上最大の市場が開かれた。この巨大な市場を握っているのは世界最大の電子商取引企業アリババグループだ。年に一度開かれるこの市場の日は4つの1が重なる11月11日、すなわち中国の「シングルスデー」だ。商人と消費者が実際に向き合う必要がないオンライン市場という点が伝統市場と違う点だ。アリババグループはこの日、世界有力メディア30社を含む取材陣や外賓など約600人を杭州の本社に招待し、時々刻々変わるオンライン注文金額をリアルタイムで見せるイベントを開催した。
11日0時を知らせるカウントダウンとともにシングルスデーが始まると、電光掲示板の数がどんどん上がり始めた。1分12秒後に注文額は10億元、韓国貨幣で1700億ウォンを超えた。1兆ウォンを突破するのに18分しかかからなかった。電光掲示板に表示されるすべての数字が天文学的な数字であり、何度も桁数を数えなければならなかった。アリババ側は「普段の半額であふれる特価商品を購入するために、この日を待っていたネットユーザーが0時になるやいなやクリックしているため」と説明した。巨大市場の中国の威力、さらにはなぜ中国の電子商取引企業が競争力を持つのかを実感できた。午後9時11分ごろ、500億元を突破した。アリババ側は「今年の24時間の売上目標は600億元(約10兆ウォン)」と明らかにした。昨年は352億元だった。