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<韓中FTA>ゴマ2万4000トン無関税…中国産キムチも安くなる見込み(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.11 14:28
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中国産ゴマが安くなる。韓中自由貿易協定(FTA)で政府が中国産ゴマに対して毎年2万4000トンまで関税をかけないことにしたのだ。韓国は毎年3万トンのゴマを中国から輸入するが、このうち80%が無関税に入ってくるということだ。現在、政府は輸入ゴマに対し最大630%の関税をかける。10日の農林畜産食品部によると、今回の協定で政府は1611品目の交渉対象農食品のうち548品目の関税を維持することにした。

その代わりゴマ・エゴマのような輸入依存度が高い作物の開放を拡大することにした。コメを協定対象から除外し、中国産牛肉・豚肉・牛乳のような畜産物とリンゴ・ナシ・ブドウ・イチゴ・スイカなど果物類の関税をそのまま維持することにした代償だ。

 
農食品部は現在ゴマの輸入依存度が高いため、関税撤廃による農家の被害は大きくないとみている。年間の国内ゴマ消費量は8万3000トンだが、うち国内産は1万トンにすぎないというのが根拠だ。またエゴマもFTA発効後5年にわたり関税を40%から36%に引き下げることにした。農食品部の関係者は「関税が免除されるゴマの輸入量は政府が全量買い取った後、競売を通じて市中に売る予定」とし「このために市中のゴマ価格が急落する可能性は大きくないだろう」と述べた。政府が競売で輸入ゴマを売る過程で価格が上がるということだ。

中国産のコメを今回の協定対象から抜いたのもゴマ市場の解放と関係がある。李桐弼(イ・ドンピル)農林畜産食品部長官は7月、政府のコメ開放計画を発表する席で、コメに対する高率関税を約束し、「今後のFTA協定でもコメは議論品目から除く」と述べた。それ以降、政府は輸入米に対する関税率を513%とした。来年上半期にコメが開放されれば、中国産米も同じ関税率を適用される。これとともに、韓中FTA締結による農家の被害が最も激しいと予想されたトウガラシ・ニンニク・タマネギ・ショウガなどの野菜類も関税引き下げ対象から除かれた。中国産キムチに対する開放幅は広まる。現在、輸入キムチには20%の関税がかかる。これを18%に引き下げることに合意した。キム・ドクホ農食品部国際協力局長は「関税を一定ずつ下げることにした品目の中では、キムチの関税引き下げ幅は小さい」とし「ハクサイ・野菜農家とキムチ業界に及ぼす影響を最小化するために関税引き下げ幅をさらに減らせるよう追加で協議する予定」と述べた。


<韓中FTA>ゴマ2万4000トン無関税…中国産キムチも安くなる見込み(2)

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