【グローバルアイ】エボラショックが残したもの
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.27 16:51
数日前、エレベーターに黒人の男性1人と乗り合わせたことがある。密閉された空間に2人きりでいると、さりげなくエボラが思い浮かんだ。懸命に背を向けているが、思わずくしゃみが出てきた。するとその男性がむしろ気を付けろと気を使うほどだった。彼もやはり似たような苦悩をしていたようだ。このようにエボラの恐怖は現実になった。24日、大都市ニューヨークで新たに感染者が確認されて治まりかけた恐怖は再び米国全域に広まりつつある。
だが個人的には、エボラ自体よりも米国社会の根本的な問題があらわれたということにさらに注目したい。