【コラム】韓国経済IR説明会、百害あって一利なし(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.10.27 11:51
韓国経済副首相が今月、ニューヨークで9年ぶりに韓国経済IR(投資家向け説明会)を開催したことに対し、一部のメディアは副首相と韓国銀行(韓銀)総裁の発言の食い違いを批判した。両経済政策首長が力を合わせても足りない時期に、世界金融の中心地でお互いニュアンスが異なる発言をし、混乱を与えたということだ。
しかし国家IRでどんな発言をしたかというのは枝葉的なことだ。国家IR自体が百害無益であるからだ。国家IRを企画する人たちが一般的に持っている前提は、こうした行事を通じて韓国経済に対する外国人投資家の理解度を高めることができ、彼らの理解度を高めれば韓国経済に友好的な投資が多く入ってくるというものだ。