「過去20年間の韓米の北核戦略は失敗…条件なしに対話を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.11 12:00
朝米ジュネーブ合意から20年を控えて訪韓した米国のロバート・ガルーチ元北核問題担当特使(58)が10日、「過去20年間の韓米の北核戦略は失敗した」と述べた。ガルーチ氏はソウル市内ホテルで開催された「韓半島(朝鮮半島)平和統一、ジュネーブ合意20年の教訓」国際学術会議(韓国政治学会・民主平和統一諮問会議・統一研究院主催)で、「まずは条件を付けずに対話から再開しなければいけない」とし、このように主張した。
1994年10月21日にスイス・ジュネーブで、米国と北朝鮮は、北朝鮮が核査察を認める代わりに米国の主導で軽水炉を提供するという内容の合意文に署名した。ガルーチ氏は、93年の北朝鮮の核拡散防止条約(NPT)脱退による第1次北核危機局面をジュネーブ合意で収拾した主役だ。