UCLA韓国人教授「失敗を恐れれば他人の真似しかない」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.10 10:27
ホン教授はサムスンのロボット開発プロジェクトが成功していないことに遺憾を表した。サムスン電子は10年間の研究の末、2012年にヒューマノイドロボット「ロボレイ(Roboray)」を開発したが、その後うやむやになった。1年前には革新的な手術用ロボットを作ったが、医療事故などを懸念して中断された。ホン教授は「直接参加していないが、学界では今までのロボットのうち最も優れていると喜んでいた。サムスンのプロジェクトに参加したロボット工学者の同僚の失望した姿がまだ忘れられない」と語った。
ロボット産業に対しても興味深い見解を明らかにした。「2007年にビル・ゲイツが『1家庭1ロボット』を予想するコラムを書いた後、グーグル・マイクロソフト(MS)・アップル・アマゾンなどグローバル企業が次々とロボット事業に参入したが、ロボット掃除機の後はこれといったアイテムを探せずにいる」ということだ。