韓国産ロボット「トボット」の進撃…パワーレンジャーの鼻へし折る(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.01 12:01
進学前の子どもがいる家庭なら必ず持っているおもちゃがある。自動車の形をしたおもちゃが人の形に変身したり合体する「変身自動車トボット」だ。2009年に発売されたトボットは2011年から人気が出始め、3年で600万個を売った。主要ターゲットは4~6歳の男の子だが、一緒に見る母親までトボットマニアになり、こどもの日やクリスマスには在庫不足で「トボット大乱」「トボット品切れ」を生み出した。
2009年に年間売り上げ209億ウォンにとどまったヨン実業はトボットの品切れが続出した2012年から売り上げが急成長した。2012年の売り上げは前年比55%増の542億ウォンを記録した。競合会社である日本のバンダイのパワーレンジャーの販売量を超えた数値だ。昨年は761億ウォンを達成し、レゴコリアに次いで韓国の玩具メーカー売り上げ2位になった。営業利益と純利益はレゴコリアを抜いた。低迷した玩具市場で唯一高止まりを記録している。