【中央時評】スーパー中国経済、協業競争力で対抗を(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.26 09:40
韓国はこの10年間、中国特需を確かに享受した。2013年韓国の対中輸出は韓国の総輸出の26%を占めて米国市場に対する11%よりもはるかに高い。過去3年間、韓国は何と1640億ドルの対中貿易黒字を出した。こうした中国効果で世界金融危機以後。韓国経済がこれだけでも成長の勢いを維持することができた。
しかし最近、韓国の対中輸出に非常警告灯がついている。今年に入って対中輸出額が数カ月連続で下降している。韓中修交以後22年ぶりにあらわれた初めての現象だ。また最近、中国産の低価格スマートフォンは中国内需市場から韓国産を追い出して国内市販1位になり、韓国市場にも上陸している。数週間前に中国は曲面大型テレビを韓国よりも先に発売した。中国のIT、石油化学、造船、鉄鋼は技術力で韓国に追いついている。今、部品や中間材は中国の地場企業による自給率上昇で、韓国の商品の立ち位置を失い、高級消費財は西側の高級ブランドと合弁の中国外資企業によって中国市場から押し出されている。これまでの中間材中心の加工貿易から脱却して中国内需市場の進出に対する根本的な対策を用意しなければならない。