韓国製の高血圧新薬「カナブ」が中南米進出(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.25 17:07
23日午前(現地時間)、メキシコのメキシコシティにあるJUMAX博物館1階。保寧製薬が国内で初めて開発した高血圧治療薬カナブ(現地製品名アラコ)の初公開記念カンファレンスに、メキシコ国内の心臓・循環器内科医と製薬業界の関係者が100人ほど集まった。地球の裏側の韓国から来た高血圧治療薬に関する情報を聞くためだ。メキシコ中西部のグアダラハラ市立病院から来たホセ・カリロ心臓内科医は「グローバル新薬より効果があり、価格は安いという話を聞いてきた」と話した。
メキシコ製薬企業ステンダルはカナブを知らせるため、メキシコの主要病院の専門医約60人を招待した。この日、メキシコ内のカナブ臨床試験結果を発表したルイーズ・ベリエロ・メキシコ循環器学会役員(医師)は「従来の新薬に比べてカナブの血圧調節効果はよく、薬効の持続時間も長かった」とし「診断も治療もよくないメキシコの高血圧患者に必要な新薬」と述べた。