「無条件に従えというなら」…青瓦台に角を立てる与党(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.25 16:43
党内外では金武星(キム・ムソン)代表体制が登場した後、セヌリ党で加速化している「脱朴」現象の一断面だという話が多い。
金代表は、事務総長など主な党職に親李明博系や若手を大勢起用した。党革新委員長の座にも、ずっと朴大統領と角を立ててきた金文洙(キム・ムンス)元京畿(キョンギ)道知事を座らせた。遠からず鄭夢準(チョン・モンジュン)元議員も党に引き込むという構想だ。一方、親朴槿恵系は求心点だった崔炅煥(チェ・ギョンファン)元院内代表が政府(経済副首相)に出た後、明確な党内の求心点がない。金代表と争った徐清源(ソ・チョンウォン)最高委員は発言を自制している。そのうちに自然に青瓦台に対しても「言うべきことは言う」という雰囲気が生まれ始めた。金代表本人が崔副首相と公開的に財政健全性の論争を行ったのもこうした雰囲気に影響を及ぼしたと見られる。劉承ミン(ユ・スンミン)議員は「セウォル号の局面では、議員がこれまで青瓦台にさまざまな問題があっても話をせずに沈黙を守っていた面があった」として「与党の健全な批判には、青瓦台が耳を傾けなければならない」と話した。