【取材日記】「統一大チャンス発言」をダメにする外交部
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.23 13:21
「韓国ドイツ統一外交政策諮問委員会」と「韓国ドイツ統一諮問委員会」の差は何なのか。「外交政策」が入っているのは外交部、入っていないのが統一部の作品だ。こうしたナンセンスクイズのような状況が生まれたのには理由がある。
18日(現地時間)、ドイツのベルリンで「韓国ドイツ統一外交政策諮問委員会」のスタート了解覚書(MOU)が締結された。ドイツが周辺強大国の協力を得て統一を成し遂げた点を学ぼうとの趣旨だ。外交部は「統一基盤を作るための外交の成果」だと広報した。局長級3人を含めた政治家や学者ら7人の委員に委嘱して年内に第1回会議を開くという計画も発表した。
同日、同じベルリンでは金南植(キム・ナムシク)統一部次官を団長とした9人の官・民委員が「韓国ドイツ統一諮問委員会」第4回協議会を開いた。ベルリンの壁が崩壊して25周年を記念する会議だった。だが外交部の行事のために特に注目を浴びることもできなかった。