【コラム】朴槿恵政権の「非常な覚悟」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.04 09:48
リンカーンは個別攻撃に出た。方式は正攻法と変則の混合だ。野党議員を説得して懐柔する。意思疎通と圧迫を織り交ぜる。奴隷解放は歴史の前進だ。野党の心をつかむ言語は強烈だ。取引は多様だ。賛成の代償は、天下り人事や地方区嘆願の解決だ。リンカーンは3分の2の障壁を突破する。
法案は2票差で通過した。その瞬間の劇的表現がある。「19世紀で最も偉大な法案は、腐敗によって通過した。米国で最も純粋な人の教唆とほう助であった」(セディアス・スティーブンソン下院議員)。