朴大統領「もつれた糸を最も速く解く方法は切ってしまうこと」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.04 08:10
朴大統領は10人の子どもを一人で育てる母親の気持ちに言及したりもした。第1次討論で話題になったフードトラック問題が依然として解消されていないという話などが出てきた後だった。朴大統領は「私は国会議員だった当時、困難な状況に直面した時、『党が厳しい状況だが、どう解決していくのか』という記者の質問を受けた」と、過去の発言を紹介した。「体も小さく、力もなさそうな母親が、夫も亡くし、一人で10人の子どもを飢えさせずに育てる。学校に通わせ、結婚もさせる。それだけ関心と情熱と意志、しっかり育てようという思いのためにできることではないだろうか。国民のジレンマをそのような気持ちで必ず何とかしてあげようとしなければいけない。そのような精神が必要だ」。
朴容晩(パク・ヨンアン)大韓商工会議所会長が「企業が地方自治体の規制業務に点数をつけようと思う」と述べると、朴大統領は「正確にしても嫌な声を聞けば、私がすべて保護する。経済を活性化するために非難を受けてもやむを得ない。正直に点数をつけてほしい」と後押しした。