韓国南部、豪雨で都市機能が麻ひ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.26 10:45
警察の統制も問題だった。同日午後3時20分ごろ、釜山市温泉(オンチョン)2洞の禹長春(ウ・ジャンチュン)地下車道で乗用車が水に浸った。運転していたパクさん(40)は脱出したがパクさんの母親(57)と娘(15)は亡くなった。地下車道に水が溜まり始めてから警察が午後2時17分ごろに立入禁止の案内板を出していたことが分かった。事故当時、地下道への出入り規制人員は配置されていなかったことが伝えられた。
釜山地下鉄も止まった。午後2時22分、都市鉄道1号線の梵魚寺(ポモサ)駅線路が換気口を伝って流れ込んできた雨水で深さ20~30センチ浸水したため5駅区間の運行を中断した。同じころ、大川川(デチョンチョン)があふれて都市鉄道2号線の華明(ファミョン)駅線路が30センチほど浸水して6駅で不通となった。4号線も錦糸(クムサ)駅の一部が浸水して全区間の運行が中断した。釜山交通公社は地下鉄から水を除去した後、同日午後5時50分ごろから1号線の正常運行を再開した。