山の排水能力無視した水路工事…「豪雨時は水爆弾の恐れ」=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.16 17:16
セウォル号惨事が海で発生した「人災型水災」だったとすれば、梅雨の時期の「陸上の水害」の危険性があちこちに潜んでいる。7日午前、ソウル瑞草区(ソチョグ)にある国立国楽院の後ろの牛眠山(ウミョンサン)。ここは2011年7月27日午前、10年周期の豪雨で大規模な山崩れが発生して南部循環道路と近隣マンション一帯を襲った場所だ。当時、牛眠山一帯の山崩れで19人が亡くなり、人災論争が広がった。
住民のチェさん(64)は「3年前に豪雨で山崩れが発生して土砂や木などが南部循環路を越えてマンションを襲った」として「103棟の1階で朝早く上張りをしようとしていた夫婦が無念にも亡くなった」と当時を生々しく思い出していた。