韓国に核心技術はない…内視鏡名医の手には日本製装備だけ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.20 10:16
6日午後2時、ソウルのセブランス病院4階内視鏡室。消化器内科のイ・ヨンチャン教授が60代の食道がん患者のがん細胞を内視鏡で切除する手術をしていた。イ教授は消化器内視鏡治療では世界でも指折りの権威だ。そんな彼が手にしているのは日本製の装備だ。世界の内視鏡市場の70%、韓国の内視鏡市場の90%を占めるオリンパスの内視鏡「イーヴィスルセラGIF-H260Z」だ。光学素材で日本の技術力が独歩的であるためだ。内視鏡用メスもオリンパス製品だ。
イ教授は「国産製品は質も低いが医療装備分野で必要なハードウェアとソフトウェアに対するアフターサービスがしっかりできていない」と話した。