「韓日緊張関係はアジアに毒、米国が仲裁すべき」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.20 07:39
ヘリテージ財団のジム・デミント理事長(63)は「中国ではなく韓国が韓中関係の発展を主導することを望む」と述べた。「韓国は米国であれ中国であれ、どの国にも押し流されてはいけない」と話しながら、このように語った。
5日、ヘリテージ財団で朴振(パク・ジン)元国会外交通商統一委員長と行ったインタビューで、デミント理事長は「米国は同盟国が中国と前向きな関係を結ぶのを防ごうとしないが、同盟国が米国は日本を好むと考えて中国に近づく形は望まない」と明らかにした。続いて「中国は攻撃的な国にも、経済通商パートナーにもなる可能性があるが、牽制勢力がなければ中国がアジアを主導し、地域の安定を脅かす可能性がある」という見方を示した。韓日関係については、「韓国と日本の緊張関係がアジアの領域内の関係を阻害する毒となっている」とし「米国が仲裁の役割をしなければいけない」と強調した。