日帝時代に国債報償運動で集めた資金奪われる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.15 16:24
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国債報償運動で集めた資金まで日本に持っていったことを示す領収書。
1900年代初めに行われた国債報償運動で集めた資金の一部を日本の警察が持って行ったことを示す文書資料が発見された。日本の妨害で運動が中断された後、募金された資金の一部を日本が持っていったという推測はあったが、文書で証明されたのは初めてだ。
日帝強占期の史料を収集してきたチョ・ウォンギョン牧師(57、慶尚北道慶山市河陽邑)は14日、「1911年に日本人の大邱(テグ)警察署長が国債報償運動の資金を持っていった時に書いた領収書を見つけた」と明らかにした。領収書は以前から収集してきた資料を整理中に出てきた。横33.5センチ、縦24.3センチの領収書には「7279円94銭分の国債報償醵金提出分を受け取る」という内容が漢字で書かれている。当時、藁屋1軒が50ウォンだった大邱の物価だと140軒を購入できる金額だ。