【コラム】「複合骨折」の韓日関係(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.13 10:22
複合骨折は外交以外の他の分野にまで害を及ぼす。感染により傷がぶり返しやすくもある。日本有数の自動車会社の重役は「釜山(プサン)で作った部品を迅速に輸入して九州で車を作っている。今年の年末からは韓米自由貿易協定(FTA)の利点を活用するために米国輸出用自動車を釜山で製作する予定」としつつ、「しかし、韓国経済にも多いに役に立つこのようなことを日本国内に公開することができない」と話した。「広く知られればややもすると『韓国で作る車』という声(批判)が出てくるのではないかと心配だから」という理由であった。
どこから解決すべきだろうか。来年は光復(解放)70周年であり韓日国交正常化50周年だ。どちらに重きがおかれるだろうか。参加者は韓国では50周年より70周年にさらに意味があると予想した。両国政府が国交正常化50周年を公式に記念することに対しても否定的な予想が多かった。「50周年は期待しない方が良い。記念行事を準備する時間的余裕もない」(韓国の前職高位官僚)、「過剰な期待も落胆もやめて謙虚に市民レベルで迎えよう」(日本国会議員)と指摘した。