<アジア大会>孫弘敏が代表から抜ければ…悩む韓国監督
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.31 14:14
仁川アジア競技大会に出場するサッカー韓国代表の目標は1986年以来28年ぶりの優勝だ。ブラジルワールドカップ(W杯)で活躍した孫弘敏(ソン・フンミン、22、レバークーゼン)がチームのトップで出場すれば、目標達成は近づく見込みだ。しかし孫弘敏が抜ければ話は変わる。アジア競技大会の代表はU-23(23歳以下)選手で構成されるが、孫弘敏が代表チームに合流するかどうかによって、3人まで選抜可能なワイルドカード(24歳以上の選手)の構成も変わる。アジア競技大会で韓国代表監督を務めるイ・グァンジョン監督(50)は、孫弘敏の代表入りを強く求めている。
孫弘敏もアジア競技大会出場を強く望んでいる。ブラジルW杯の悔しさを晴らす機会であるうえ、金メダルを獲得すれば兵役が免除される。しかし孫弘敏が合流できるかどうかはまだ不透明だ。所属チームのレバークーゼンが強く反対している。アジア競技大会が開催される9月中旬-10月初めは独ブンデスリーガーのシーズン序盤の版図が決まる重要な時期だ。欧州チャンピオンズリーグ本戦第1・2ラウンドも行われる。球団側は「まだ何も決まっていない」とし、孫弘敏の招集に不快な表情を見せている。