<韓国旅客船沈没>ひっくり返った船室キャビネットがエアポケットに…「息ができた」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.29 11:34
28日午前10時、水原(スウォン)地裁安山(アンサン)支部401号法廷。白いブラウスと黒いスカートの制服姿の女子生徒6人が来た。友人や教師の手を握ったまま法廷に入った。ウサギの人形を胸に抱いて来た生徒もいた。セウォル号で救助された壇園(ダンウォン)高校2年の生徒たちだ。彼らはイ・ジュンソク船長や船員に対する裁判に証人として出た。全員が事故当時セウォル号4階の船尾左舷側の同じ客室(SP1)を使ってた同じ班の生徒たちだ。一部は手首に「リメンバー(remember)0416」と書かれた黄色い腕輪を付けていた。「4月16日のセウォル号惨事を忘れずにいよう」という意味だった。
生徒たちは法廷で非公開の証人宣誓をした。5人は「セウォル号の配置図を見ながら証言するほうが分かりやすく正確だ」という裁判所の勧誘により法廷で証言した。残りの1人は法廷そばの画像陳述室で述べた。保護者6人も裁判を見守った。