<韓国旅客船沈没>“秘密空間”から大量の札束…捜査に対して強まる批判(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.24 09:59
検察の検挙チームが兪炳彦(ユ・ビョンオン)会長が隠れていた順天(スンチョン)の別荘に入ったものの兪会長を取り逃がしていた事実が明らかになるなか、検察捜査に対する批判世論がより一層強まるものとみられる。23日、仁川(インチョン)地検特別捜査チームが明らかにした別荘の家宅捜索状況をみると、検挙作戦が総体的にずさんだったことを確認させている。
5月25日の検察による「別荘急襲」はすでに相当な問題点を露出していた状態だった。検挙チームは同日午前1時20分、順天の松峙斎(ソンチジェ)サービスエリアを家宅捜索して別荘のオーナー夫婦を逮捕した。しかしここから5分もかからない別荘「森の中の追憶」に兪会長がいるという事実は把握していなかった。その結果、別荘の捜索は午後9時30分に実施された。もし側近がサービスエリアの家宅捜索のことを知らせたとすれば兪会長は十分に逃避可能な状況だった。