戦争責任を取らない日本の「無責任システム」を痛烈批判(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.07.28 13:34
--日本の軍国主義が安倍政権で右傾化という名前で復活するようだが。
「予想されたことだ。安倍の政策を分析するためには、日本の文化と民族性をまず理解しなければいけない。安倍の政策は現実主義を基盤としている。丸山は日本人の世界観を『勢い(floating world)』と規定した。世の中の流れは空の雲が漂うのと似ているということだ。空の雲は風に吹かれて動く。状況によって世の中は常に変わるという意味だが、日本文化は勢いの文化といえる。日本人はこうした状況主義に敏感だ。安倍政権の動きも状況主義を基盤としている。16日に安倍が議会で『在日米軍が韓半島(朝鮮半島)に出動するには(日米安保条約上)日本の了解を得なければいけない』と発言したのもこれと軌を一にする。中国の習近平国家主席の訪韓などで韓国と中国が密着し、歴史認識問題などで日本に圧力を加える姿を見せると、これに対処したのだ。良心的な日本の学者はこうした状況主義に対抗し、日本を民主的な規範文化の世界へ引き込もうと努力している。しかし決して容易なことではない」