「対話はするが、戦う時は戦うのがイスラエルの道」(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.07.15 14:56
イスラエルによるパレスチナ・ガザ地区空襲が8日から始まり、5日間でパレスチナ側の死者は110人を超えた。イスラエル地上軍の投入は秒読み段階に入った。潘基文(パン・ギムン)国連事務総長は緊急会議を招集し、双方に武力衝突の中断を促したが、事態は悪化の一途だ。イスラエルをめぐる中東地域の紛争は皮肉にもノーベル平和賞の受賞者を最も多く輩出してきたが、その解決ははるかに遠い。
1978年にイスラエル・エジプトを国交正常化に導いた功労でノーベル平和賞を共同受賞したメナヘム・ベギン・イスラエル首相とアンワル・サーダート・エジプト大統領の名前が入ったベギン・サーダート・センター(BESA)のエフライム・インバル所長に5日に会い、和解策について尋ねた。イスラエルの代表的な安保専門家のインバル所長は世宗研究所の招請で訪韓した。インバル氏はインタビューの席に、ユダヤ教信者の必需品であるキパ(帽子)をかぶって現れた。