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留学時の屈辱をバネに成功したバイドゥの李彦宏会長

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.08 09:21
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バイドゥの李彦宏会長は中国では「儒商」と呼ばれる。儒学者のような温和なイメージにソフトな話し方だが、1度始めたことはやり遂げる執念の経営者でもある。山西省陽泉の武器工場で働く両親の下に生まれた。コンピュータが好きで北京大学情報管理学科に入学し、1991年にはニューヨーク州立大学で修士学位を取得した。入学面接で「中国にもコンピュータがあるのか」と質問されたりもしたが、彼はこの屈辱を勉学の原動力とした。94年にダウ・ジョーンズに入社し金融情報検索プログラムを作りウォールストリートジャーナルの電子版の編集をしたりもした。シリコンバレーのインフォーシークに転職し、ここで検索事業の可能性に目を向けた。

99年に中国に戻り、翌年北京大学に近い古いホテルの部屋を2つ借りてバイドゥを設立した。事業開始から3年で中国市場を制覇し、2005年にはナスダックに上場して「中国版グーグル」と呼ばれるようになった。2008年には日本に進出した。個人資産は122億ドルで中国最大の富豪に挙げられる。

 
李会長はインタビューで自身の成功の秘訣に対し、「時運が良かっただけ」と話した。創業を夢見る韓国の若者たちには次のようなメッセージを残した。「好きで上手にできる仕事をしなさい。1度確信ができたら揺らぐな。形勢を把握して機会をうかがえ。機会を見つけたらすぐ行動に移せ。1度始めたら最後まで押し進めろ」。



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