「韓中関係、格上げを急ぐより充実が重要」(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.06.30 15:25
--米中間のバランサーの役割は可能なのか。
李=朴大統領と習主席の単独首脳会談は今回が最後となるかもしれない。韓中関係の変化を象徴的に見せなければいけない。韓米、韓中関係の葛藤構造からではなく、北東アジアの長い観点の平和のため、北朝鮮まで含めて韓中が全面的に協力することにしたといえば、米国も理解するだろう。
呉=習主席の今回の訪韓は野心がある動きだ。ナンバー2である李克強首相の海外歴訪の成果とは区別されるものとして浮き彫りにする必要がある。従来の枠だけで損益関係を問うのではなく、未来指向的ながらも具体的な内容を韓国側からもう少し積極的に提示することで、中国の鋭鋒を避ける必要がある。